BLOG芝生の植え方と管理方法

2019/05/09

芝生を植える最適な環境とは?

お庭に芝生があると清々しく魅力的です。

ただ、芝生を植えてもきれいに保ち続けることが難しいという声をよく聞きます。

芝生は植える場所がとても重要です。場所が適していないと、どんなにお手入れしてもうまくいきません。

そこで、デコガーデンが考える芝生がしっかり育つ環境のポイントを3つご説明します。

水掃け

芝生は、水分も必要ですが、湿ったところを嫌います。特に庭の場合は、四方をブロックや家で囲われている場合が多いため、湿気が抜けにくい環境です。

雨水などが降った際、芝生の表面を流れる水を速やかに排水するために、排水マスを設ける、またそれに向かって勾配を付けた地形を作る。そうすることで、無駄な水分が残りにくくなります。

芝生を植える土は排水性の高い川砂や芝生用の土を5センチ程度仕様すると尚湿気が溜まりにくい、芝生の生育によい環境を作れます。

日当たり

芝生はとても日当たりを好みます。最低、一日のうち半日程度は、芝生面に日が当たる環境で育てることが理想です。南向きのお庭でも、向かいの家などが隣接していると季節によっては、日光がまったく当たらない環境になることがありますので、自分の庭がどのような日の当たり方をするかを確認してから、芝生の配置を考えるとよい。

芝生の庭

広いスペース

芝生を育てるスペースが狭いと病害虫や日当たりなど環境の影響を受けやすく、きれいに維持管理することがとても難しい。管理できる範囲で、極力広くスペースを取ることが大切です。

芝生管理の大切なポイント

芝生は、植えてからの管理もとても大切です。

芝生の管理について、ご説明します。

雑草

芝生の中に雑草はよく生えてきます。雑草は種などが結実する前の小さいうちに根っこごと取るようにしましょう。一度雑草の種が広がると後々の除草が大変になります。芝生用の除草剤もあります、ただ樹木や他の草花への影響がないとは言い切れないため、除草剤を使う場合は控えめに行うとよいでしょう。

芝刈り

芝生は環境によって成長の速度が違います。

梅雨の時期、一番成長が早いです、月に3回程度刈る必要があります。

10センチ程度に延びたら刈るようにするとよいです。

長く伸びたままにしておくと、元の状態に戻すのがとても難しくなります。

また、地面が見えるほど深く刈り過ぎると芝生が弱り枯れる原因になります。

3~5センチは残すイメージで刈り込みを行うことをお勧めします。

エアレーション

芝生の生育土壌は、だんだんと固くなり成長しにくくなります。

そこでエアレーションを行います、エアレーションとは、芝生の土壌部分まで深く穴を何カ所も空ける作業です。芝生専用の穴あけ器具がありますので、広い面積の場合は用意したほうが、作業効率は良いと思います。開けた後は、芝生全体に目土(川砂など)を敷き、穴を塞ぎます。作業は春の温かくなり始めたころが理想です。

エアレーションをすることで地面に空気が入りやすくなり、芝生の新陳代謝を促し綺麗な芝生が期待できます。

水やり

水やりは特に夏場は気を付けないといけません。

芝生は根が浅いため、水切れを起こしやすい植物です。

葉っぱが縮れたり、黄色っぽくなっていたら危険な状態です。

水やりは地面に浸透していることを確認しながらたっぷり与えましょう。

表面だけ軽く水やりするようですと、すぐに乾燥してしまいます。

一度枯れてしまうと、回復がしにくいため、新しく張り直さなければならない場合があります。広い面積の場合は、自動灌水などを取り入れることをおすすめします、時間の節約と水やりのし忘れを防ぎます。