BLOG自然派スタイルエクステリア

こんにちは。
名古屋の外構工事・エクステリア専門会社のデコガーデンです。
以前の記事で西洋スタイルのエクステリア・外構についてご紹介しました。
今日は、自然派スタイルのエクステリア・外構についてお話いたします。

どのような外観にも馴染む、自然派スタイルのエクステリア。レンガや石材、木材などの自然素材を使用し、心地よい空間を演出します。

ひと昔前の外構は防犯性が主な役割だったため、住まいの周りを全て塀で覆うタイプが主流でした。現在では、庭を魅力的に見せる空間、周囲の環境と調和する空間、快適に過ごせる空間など幅広いデザイン展開があり、住まう人それぞれのライフスタイルに合わせたご提案が可能となりました。

自然素材で楽しむ自然派スタイルのエクステリア

自然派スタイルのエクステリアは、門柱・門、アプローチ・塀の全体をレンガや石材、木材などの自然素材を使用することで、自然を身近に感じ心うるおう住まいを演出することができます。また、庭に四季折々の植物を植えることで一年中景観を楽しむことができます。

植物を育てることが得意ではない方、ガーデニングが趣味で植物を楽しみたい方、それぞれ好みが異なると思います。そこで、エクステリアデザイナーと庭のイメージや植栽計画を話し合いましょう。理想とするエクステリア計画をすることも楽しみのひとつです。

自然派スタイルのエクステリアを作るアイディア

建物の周辺を自然派スタイルのエクステリアで計画をしたいけれど段取りをどのようにすれば良いか迷いませんか。そこで、いくつかの自然派エクステリアを作るアイディアをご紹介します。

1 ) ライフスタイルに合わせたイメージを考える

自然派スタイルのエクステリア計画をする前に、エクステリア全体のスペースや、使用する素材のイメージを考えましょう。

例えば、木のぬくもりを感じるように門まわりやフェンスには木目調の素材を使いたい、子どもたちが遊びまわれるように人工芝を敷きたい、ガーデニングや家庭菜園を楽しめるように日当たりが良い場所に庭を作りたいなど、ライフスタイルに合わせスペースや使用する素材のイメージをしましょう。

2 ) 自然派スタイルのエクステリア全体のゾーニング

全体のスペースや使用する素材のイメージができたらゾーニングをしましょう。

ゾーニングとは、門まわり、庭・駐車スペースなどの位置やスペースの大きさを選んでいく作業のことです。道路や隣地との関係性、敷地の広さや高低差、利便性や防犯性、日当たりなど様々なことを考慮し、決めていきましょう。

ゾーニングをしたら、室内からの見え方・動線をイメージしましょう。

忘れがちになりますが、室内から外へ出ること、庭を眺める時間も多いはずです。

家族の憩いの空間にしたい、友人を招き入れホームパーティーをしたいなど様々な視点からライフスタイルに合わせてスペースや場所を考えましょう。

3 ) 外構スタイルを決めましょう

エクステリアデザインの外構は、主に3タイプあります。

◎オープンスタイル：道路に対し、門まわりと駐車スペースが開放的な外構スタイルです。

住まいや庭の美しさを演出し、街並みに調和します。プライバシー確保と防犯性の配慮が必要となります。

◎クローズドスタイル：門柱・門扉、フェンス・塀などを設けて敷地の外周を囲う一般的な外構スタイルのことをいいます。プライバシー確保や防犯性に優れていますが閉鎖的になるため、素材や空間の工夫をしましょう。

◎セミクローズドスタイル：駐車スペース以外の門柱・門扉、フェンスなどを囲んだデザインとなっている外構スタイルのことをいいます。開放感とプライバシー確保の両方を兼ね備えたタイプになります。

4 ) 植栽計画をする

一年中ガーデニングや家庭菜園を楽しみたいけれど、どのような植物を選べばいいか悩む方へ、初心者でも育てやすい植物をご紹介します。

花をチョイスするときは、多年草を選ぶと良いでしょう。多年草とは、四季を通して楽しむことができ2年以上枯れることのない花です。例えば、塀やフェンスに沿ってふわふわと花が穂のように揺れるアスチルベや、色のバリエーションが豊富で開花時期が長いキンギョソウなどです。

家庭菜園では、ルッコラやバジル、ペパーミントなどのハーブを育てると、食卓で香りや風味を楽しむことができます。また、ミニトマトやオクラなど普段の食卓でよく利用できる野菜は、収穫の楽しみも増えますね。

さいごに

建物の外観や、インテリアを考えることと同じように、エクステリア・外構をこだわることで暮らしを豊かにし、住まいをより魅力的に演出できます。住まう楽しみが増えるよう実現したい暮らしやデザインのイメージを明確にし、エクステリアデザイナーへ相談しながら、自然派スタイルのエクステリア計画をしていきましょう。