BLOG現代におけるエクステリアの考え方・つくり方

2017/08/31

こんにちは。
名古屋の外構工事・エクステリア専門会社のデコガーデンです。
いよいよ夏も終わり、秋の虫の声も聞かれるようになってきましたね。

 

今日は、現代におけるエクステリアの考え方、つくり方について、お話ししたいと思います。
シャープなラインが強調された、現代的なスタイルのエクステリア。
スッキリとした外構により、建物からは颯爽とした若々しさがかもし出されます。

 

しかし、ひと昔前の外構は、コンクリートブロックを積み上げた塀と、駐車場のスペースが設けられたスタイルが主流でした。
「デザイン性を第一に考慮すること」そのものが、ほとんどなかった昔…
カタログ誌から「既に決められているデザインの何パターンかの中から選択する」というつくり方が主でしたが、それが当時のおしゃれな外構の決め方でもありました。

 

現代、エクステリアに共通しているスタイル

最近では、新築やリフォームの時の外構は、デザイン性のある現代的な考え方にのっとったエクステリアが主流となっています。
昔のように、決まっているデザインから選択するのではなく、お客さまが望むデザインを、オーダーメイドとしてつくっていく方法です。

 

現代におけるエクステリアのつくり方とは?

昔と現代の違い、それはエクステリアに特化した専門家が、外構のデザインや施工を行うようになったということが大きく反映されています。
昔には昔の造園技術が反映されており、現代では現代の技術と考え方が反映されています。
その時代に生活する人たちに合わせた、外構であったとも言えるでしょう。

 

現在自分たちが置かれている環境や住まいの条件、そしてこれからの夢や希望、未来への想いを引き立たせることを考えた時に、しっかりとした技術プラス「デザイン・機能・快適に過ごせる心理」これらを合わせて希望を叶えられる今を、現代と表現します。

デザインを考える

現代人=お客様の生活環境・スタイルに合わせ全体のイメージを描きます。
もし現代らしいモダンな仕上がりをご希望でしたら、シャープなラインが強調できるように、素材は金属やタイルなどのハードさを感じられるものをご提案。
同時に、自然のぬくもりも感じられるように、緑のバランスも考えた色調の工夫、建物全体とのバランスも配慮します。

 

機能を考える

目先の生活スタイルを優先するだけではなく、長期間その場所で生活することを考えます。
この機会を利用して、人生設計を展開してみませんか?
出産・子どもの成長・親の老後・自分の老後など、起き得る可能性を考慮して、利便性を図ります。

 

快適に過ごせることを考える

寛ぎを求める家。ストレスを感じずに、快適に過ごせる心理を大切にしたいと考えます。
庭にも、癒しがあり落ち着ける空間があれば、日々のお手入れもきっとスムーズに行っていただけることでしょう。
その様な、現代に合ったスタイルのエクステリアの設計を、常に意識しながら、お客様に喜んでいただける工夫を心がけています。

 

塀で変化をつけてみる

エクステリアに力を入れたくても、土地のスペースや予算の都合上、いろいろな展開を考えた外構工事が難しい場合は塀のデザインと、照明にこだわってみるのもひとつの方法。
大きな塀ではなく、小さな塀にすき間を入れてデコレーションをする、横一直線ではなく段差をつけるなどの工夫を取り入れて、変化をつけることは多いにして可能です。

 

照明にもこだわりを

日中の明るい時間に見られる外構はもちろんですが「夜の家」の見せ方を考えるのであれば、やはり照明にこだわりたいところです。
シンプルな塀の場合でも、照明を効果的に使えば、外構そのものに大きな費用を掛けなくても、かなり目を惹くポイントにもなります。
木を植えるのであれば、配置した灯りが緑を照らし、住宅街のお宅でも目立った外構になりますね。

さいごに

自由であればあるほど、迷ってしまうエクステリア。
オーダーメイドにしたいけれど、迷い続けていると、時間だけが経過してしまいます。
そういったことを予め防ぐためには、外構は「現代の考え方・つくり方に合わせたエクステリア」とし、「ご自身の生活に合ったテーマを決めてから、希望を出し合う」とよいでしょう。

 

そうすることで「決めるべきところの統一感」が生まれ、意見の食い違いなどの問題は起こりにくいと考えます。
「少しの工夫で、楽しく!使いやすく!」を目指した、現代生活に合ったエクステリアの誕生となります。