BLOG日陰向きの植物
2016/12/07地面を覆うように植える植物のことを「グランドカバー」といいます。
今回は「グランドカバー」としてよく利用されている、 日陰に向いている植物についてご紹介します。
○日陰の庭について
一口に日陰と言っても、一日中建物の陰になって暗いところもあれば、樹下など木漏れ日が望める日陰もあります。また、日の角度で季節によって日の当たり方が変わります。
日陰の庭に多い条件は、南にスペースがあっても隣家の陰になり、日差しが限られている場合です。
そのような条件だと、日光を好む植物はきれいに育ってくれません。
○日陰のメリット
日陰で育つ植物は比較的成長が緩やかです。また日陰に雑草も少なく一度状態が安定すると
管理がさほどかかりません。地味な印象になりがちですが、
山野草などの日差しを嫌う植物も育てるのに向いているため、
さりげない季節感を味わえる庭を造ることができます。
○メリハリのある庭を造る
庭にはどの季節も日陰になってしまう部分もあれば、季節や時間帯によって日差しが入る
部分もあります。日陰の部分は深い緑の日陰に強い植物、日差しを望める部分は
明るい緑や花が楽しめるものを植えるなど、メリハリを付けると立体的で奥行きを感じる
庭を造ることができます。
○湿気対策
日光が当たらないと湿気がこもりやすくなりがちです。
何を植えても成長があまり良くない場合は、レンガ積花壇などで
敷地より高い位置に植物を植えることで、水はけのいい状態ができ、植物も育ちやすくなります。
○フッキッソウ 常緑低木
日本原産低木の仲間です、地面を覆うように広がるため、広い面積を埋めることに向いています。
明るい黄緑色なので日陰でも際立った明るさがあります。
○クリスマスローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)宿根草 花期2~4月
日陰に大変強い宿根草で、花の少ない冬の時期に花を咲かせる貴重な存在です。
毎年大きくなるので、株分けで増やすこともできます。
○ギボウシ 宿根草 花期6~8月
園芸品種が豊富で、サイズは直径1m近くになる大きなものから小さな鉢に収まるくらいの
コンパクトなものまであり、また色も淡いグリーンや白い縁取りがあるものなどバリエーションが
豊富です。日陰でも柔らかく華やかな印象のギボウシはお庭や北向きのエクステリアなどに
おすすめです。湿気を好むのであまり乾燥しすぎないところに植えるのがおすすめです。
ナメクジの被害にあいやすいので注意が必要です。
○セイヨウイワナンテン 宿根草
地面から茎を伸ばし枝垂れるように育ちます。芽の先は赤く、成長してくると
白い斑入りが出てくる変化を楽しめる植物です。剪定にも強いので大きくなり過ぎた
時は切戻してあげると、新しい芽が根元からたくさん出てきます。
○タマリュウ 宿根草
和風のお庭や駐車場の目地などのエクステリアにも使われる植物です。
深緑色の細い葉が特徴です。成長が緩やかですが、地面を這うように生長するので
グランドカバーとして利用することが多くあります。
株分けなども簡単にできるため、増えた株を広げていくこともできます。